クラミジアの感染は留まる事を知らず、毎年一定数以上の患者が確認されています。症状に気付けなくても検査を受けることで簡単に発見することができます。

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ミノマイシンというクラミジア治療に用いられる薬

頭が痛い女性

ミノマイシンは性病であるクラミジアの治療に使われる薬です。
クラミジアはクラミジア・トラコマチスという細菌が病原体となっている感染症で、ミノマイシンには病原菌を殺菌する成分が含まれています。
また、ミノマイシンのジェネリック医薬品であるディバインという薬もあり、こちらはミノマイシンよりも安価に購入することができます。

これらの薬に有効成分として含まれているのは、抗生物質のミノサイクリン塩酸塩です。
ミノサイクリン塩酸塩はテトラサイクリン系の抗生物質で、病原体となっている細菌のタンパク質の合成を阻害することで抗菌効果を発揮します。
抗生物質というのは、微生物が作り出す抗菌作用を持っている化学物質のことで、2つの薬はともに天然由来の成分を主原料としている薬になります。

ミノマイシンは抗菌スペクトラムが広いことが特徴となっています。
クラミジア以外にもさまざまな感染症の治療に使うことができます。
この薬をクラミジアの治療薬として使った場合、通常は3日~4日くらいで症状が改善されます。
また、男性も女性もともに使用することができます。

クラミジアの治療薬としてミノマイシンを使用する場合には、普通1日に1回~2回服用するようにします。
服用量は症状や年齢によっても異なりますが、通常ミノサイクリン塩酸塩として100mg~200mgを服用します。
食道や胃の粘膜を荒らしてしまうことが多いため、この薬を飲むときには水を多めに飲むようにしてください。
また、ディバインの服用方法もミノマイシンと同じです。

ミノマイシンやディバインの主な副作用としては、腹痛や吐き気・胃部不快感などの胃腸症状をあげることができます。
そのほかに頭痛やめまいなどの精神神経症状や、発疹や発赤・かゆみといった皮膚症状が出ることもあります。
重い副作用が出ることはめったにありませんが、場合によってはショック症状やアナフィラキシーを起こすこともあるので、薬に対するアレルギーや持病のある人は注意するようにしてください。

ニキビへの効果も期待できるのがミノマイシン

ミノマイシンやディバインはニキビの治療薬としても使うことができます。
ニキビはさまざまなことが原因となって発生しますが、その一つとしてアクネ菌と呼ばれる細菌の存在があります。
アクネ菌というのは皮膚に常在している細菌で、普通は誰の皮膚にも存在しています。
ミノマイシンやディバインは、このアクネ菌に対する抗菌効果も持っているのです。

ニキビが出来るときには、まず皮脂の分泌が過剰になることによって、毛穴が皮脂で目詰まりを起こします。
そこに大量のアクネ菌が棲みついて繁殖することで、内部に膿がたまったようなニキビの症状が出てしまいます。
ニキビは数が少ないうちは塗り薬によって治すこともできますが、大量に発生した場合には塗り薬だけでの治療が難しくなってきます。
ミノマイシンやディバインなどの飲み薬は、こうした重症化したニキビを治療するときに使われます。

ニキビが発生する原因には、アクネ菌以外にも皮脂の分泌やホルモンなど、さまざまなことが関係しています。
そのため、ミノマイシンやディバインにはニキビに対する即効性はありません。
これらの薬によってニキビを治療する場合には、数週間から数ヶ月使用を続けることで、だんだんに症状が改善されていくことになります。

服用方法は、クラミジアの治療に使うときとほぼ同じです。
だいたい1日に1回~2回、ミノサイクリン塩酸塩として100mg~200mgを服用するようにします。
しかし、抗生物質の飲み過ぎによって逆に耐性菌が生まれてしまうこともあるので、必ず用法や用量を守って根気強く治していくようにしましょう。
完治までには時間がかかるので、治療費が気になる場合には、安価なジェネリック医薬品のディバインを常備しておくと良いかもしれません。

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